2014年12月03日

白いリボン

第一次世界大戦直前の北ドイツにある小さな村が舞台のミステリー作品。
監督は「ファニーゲーム」のミヒャエル・ハネケ監督。
この監督さんは見せ方にこだわりがあるのか、今回はモノクロ。
なかなか味があって昔の作品を見てる感じだぁね。

で、この映画、面白すぎw

平和な村で医者が大怪我をするという事件が起きる。
これを機に不可解な事故が次々と村人に襲い掛かる。
犯人が分かる事件もあるが、犯人が解明されない事件もある。

映画を見ていればなんとなく犯人はわかる仕組みなんだけどね。

映画内では不明なまま。

この村に住む、地主の奥さんの台詞に、村が邪悪な意志によって
包まれているってのがあった。

確かに、村全体が見えないものの力で包み込まれている感じがして、
あまりいい気分じゃないかも。

結局、目に見えない邪悪の力は全てが解決する前に、
第一次世界大戦というさらなる大きな力によって揉み消されちゃう。

事件を解決できるハズの人間が何故事件を解決しなかったのか。
しなかったのではなく、出来なかったんだと思う。

知ってしまうことで生まれる恐怖を知りたくなかった、
認めたくなかったんだろうね。

「知らないほうが幸せ」って言葉もあるし。
誰もが心に秘めいてる狂気を見たくなかったと
解釈するとシックリとくる内容だったかも。



Posted by hazime at 11:35